
- 警察官を辞めようか、悩んでいます
- 警察官になったときに祖母が喜んでくれたし。。。
警察官を辞めようか悩んでいるあなた。
警察官を辞めたいと思う理由はさまざまです。
- 私生活の自由が制限される
- 体育会系のノリが嫌
- 悲惨な現場などで精神的に負担
- デキる人もデキない人も評価が同じで矛盾を感じる
- 個人の裁量が少なく、やりたい仕事ができない
警察官を志したものの、仕事の内容や組織風土になじめないことはあります。
ひとそれぞれ向き不向きがあります。
先輩や上司の中には、無責任に「もう少し頑張れ!」と言う人もいます。
でも、我慢する必要はありません。自分らしく生きることが大切です。
なぜなら、あなたの人生だから。。。

- こんにちは!もーやんmowyanです。
警察官在職30年以上の元刑事です。 - 人には向き不向きがあります
無理せず自分らしく生きましょう! - でもすぐに辞めるのはちょっと待った!
>>もーやんプロフィールはこちら
どんな転職先があるのかを知り
転職後の自分をイメージしてみよう。
- 具体的に転職後の自分をイメージして
- そこにいる自分と今の自分を比較して
- 警察官を辞めるかどうか、冷静に考えることが大切
実は、転職後の自分を、具体的にイメージするためには、
どんな仕事に就くことができるのかを知ることが第一歩です。
😊この記事でわかること
- 警察官からの転職事情がわかる
- 辞めた後の自分をイメージできる
- 辞めた後と、今の自分を具体的に比べれば、答えが出る
公務員からの転職は厳しいと言われる理由~営利を考えないところ

公務員から民間への転職は、一般的に難しいと言われています。

営利追求という考え方がない
公務員は、ひとつひとつの仕事に、どれだけの費用対効果があったのかを考えずに仕事をしています。
例えば、10円玉の落とし物を受理するために、警察官がガソリンを燃やして現場に行き、書類作成や手続きに、たくさんの時間を使います。
(もちろん警察官として、大切な仕事です。)
民間に転職すれば、こういった仕事のひとつひとつに、費用対効果を考える必要があるので、初めはなじみづらいです。
マニュアル主義
公務員は、マニュアルどおりに仕事をする癖(くせ)がついています。
マニュアルには、今までの先輩の経験から、最善とされるやり方が書かれています。
でも、時と場合によって、柔軟に対応した方が、最善なことはあります。

公務員は、自分で工夫して、より良いやり方を模索することが苦手です。
転職後は、1から出直すつもりで、
- より良くする方法を考える
- 少しでも効率的にする方法を考える
という意識が必要です。
公務員より待遇の良い民間企業は少ない
公務員の給料・福利厚生など、その待遇は最上級です。
転職活動をすると、公務員のありがたさを痛感します。
「公務員より待遇は悪くなるもの」と思って割り切らないと、転職できなくなります。
厳しいから転職エージェントが必要
一人一人に自分の強み・向き不向きがあります。
でも公務員は、
- 自分の強みが何なのか
- 自分の強みを活かせる仕事はどんなモノなのか
が理解できていません。
だからこそ、転職エージェントの力を借りて、転職のプロから見た あたなの強みをクローズアップします。
きっと、あなたに合った転職先が見つかります。
民間へ転職するメリット3点~民間のここが良い

成果主義
転職を考えている警察官の中には
- デキる人もデキない人も給料が同じ
- 年功序列が理解できない
- 能力が高い人ほど損している
と感じている人は多いです。
民間でも、まだ年功序列の企業はありますが、公務員に比べると成果主義は進んでいます。
成果を出せば昇給・昇格しますし、成果を出さなければ評価されません。
自信がある若い人には、うってつけです。
個人の裁量に任される範囲が広い
警察官は、個人の裁量に任される範囲が狭いです。
公務員の性質上、上司の決裁・議会の承認が必要など、スピード感に欠けます。
何をやるにも決裁が必要で、実力を発揮したいと言う気持ちに制限がかかります。
固い上司だとチャレンジすらできないこともしばしば。
その点民間は、任される仕事の範囲が広く、スピード感があります。
もちろん責任は重いですが、個人のやりがいはあります。
私生活の自由がある
警察官は任務の特性上、私生活にも一定の制限があります。
例えば、休日の旅行も、許可が出ないこともあります。これは大事件や、大規模災害の初動対応するためです。
もちろん民間でも、業務の過渡期の休日制限などがある企業もありますが、警察官の制限に比べると、自由度は大きいです。
しかし民間でも、全国規模の人事異動など、住居を制限されることがあります。
転職情報をよくチェックしましょう。
転職エージェントは得意を活かすプロ~転職サイトとの違い

転職エージェントが優れているところ
- サポートしてくれる担当者が付く
- あなたの希望に合う仕事をプロが探す
非公開求人からも探す - 面接の日程調整を代行
- 年収など条件交渉も可能
- 内定後の手続きも代行
- あなたの希望に合う仕事をプロが探す
- 個別指導が受けられる
- 応募書類の添削をしてくれ、あなたの長所をアピール
- 面接の指導で、あなたのやる気をアピール
これらがすべて無料で受けられます。
実際に転職すれば、転職先企業からエージェントに報酬が支払われる仕組みです。
転職エージェントのマイナス面
転職エージェントは、実際に担当者が付くところまでいくと、一生懸命に探してくれます。
もちろん転職しないと報酬が入らないからです。
担当者によっては、過度に紹介してくることがあるんです。
そんなときは、しっかりとこちらのペースを伝えましょう
転職サイトとは~求人情報を掲載することで広告費を支払う

企業が転職サイトに広告を掲載することで広告費を支払います。
転職希望者は、転職サイトを見て、自分でエントリーします。
あなたが就活している頃、すでに報酬を受け取っています。
ですから
- 転職希望者が実際に採用されたか
- 企業側にとって良い人材を採用できたのか
- 転職希望者によって良い企業に転職できたのか
といった「本当の成果」に対する報酬は発生しません。
転職エージェントとは~転職希望者が無料である理由!

一方、転職エージェントは、 転職希望者に紹介するだけでは、報酬は入りません。
あなたが就活している頃、まだ報酬を受け取っていません。
実際に転職が成立しないと報酬を受け取れません。
だから転職エージェントは
- 転職希望者と企業とのマッチングを考え
- ベストな転職先を提案する
ことに一生懸命な訳です。
もちろん報酬は、企業側から支払われるので、転職者に請求されることは一切ありません。
更に、
- 転職者が受け取る給料の額によって、転職エージェントが受け取る報酬が上がることもある
ので、あなたが転職先で受け取る給料の額にもこだわって、転職先を探してもらえます。
まずは、登録して、どんな転職先があるのか見てから、戦略を練りましょう!
①リクルートエージェント
充実のサポートで、今の仕事を続けながら転職活動ができる。
やはり実績がある転職エージェントが安心です。
👇リクルートエージェント公式ページはこちらから
②JACリクルートメント
年収600万円以上の高年収の方向けです。
高年収のハイクラス転職は、こちらでチャレンジしてみましょう。
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これから公務員の転職が増える時代

「転職」は前向きなモノ
転職に対する意識が変わった!
昔は転職と言えば、なにやらマイナスイメージでしたが、最近は転職に対する意識が変わりました。
>>日経HRによる転職意識調査
今の時代
- 給与・待遇
- 働きやすさ
- 仕事内容
- 経験やスキルを活かせる
などを、求めて、転職したいと考える人が増えています。
終身雇用・年功序列の崩壊
民間では、終身雇用制度が崩壊しつつあります。
トヨタ自動車の豊田章男社長や、経団連の中西宏明会長なども、終身雇用の見直しについて言及していて、終身雇用制度の解体に向けて動き出しています。
公務員についても、いずれ「その時」は来ます。
これからの健全な警察官像として
- 固定給から成果給への変化する
- 給料格差がなければ、優秀な人材は居なくなる
- ことなかれ主義の公務員は、最低保証年棒制にする
という波は避けることができないでしょう。
警察官のスキルを活かした職種
一般的な警察官が、その経験を活かした転職先はいろいろあります。
もちろん個人のスキルを活かした道へ進む方もいます。
- 自動車学校の教官
- スポーツ指導者
- 警備員
- 営業職
- 探偵
- 万引きGメン
- 債権回収
- 危機管理・コンプライアンス対策
- 反社会的勢力対策
- クレーム処理
こんな方の求人はない~転職に不向きな方
- 指示待ちしかできない方
- 結果より過程ばかり大切にする方
- 仕事をしなくても給料がもらえるほうが良い方
- 新しいことに挑戦するのが苦手な方
こんな方は、転職を考えない方が良いです。
個人のスキルアップが必要な時代
固定給から成果給へ変化する時代です。年棒制も現実となる時代です。
新しい時代に向けて、個人のスキルアップが必要です。
- 自分にはどんなスキルがあるのか?
- どんなスキルがあればどんな転職先があるのか
そんな新しい自分を発見するために、転職エージェントに自分を見てもらうことが大切です。

- 最後まで読んでいただいてありがとうございました。
- いつもコメントをありがとうございます!
『面白かった!』のひと言でもうれしいです。
転職エージェントで将来の自分をイメージしたけど、やっぱり警察官がしたいと思った方は、もう一度やりがいを感じましょう。
>>警察官のやりがいシリーズはこちら