【昇任試験】おススメの参考書・テキストとは?巡査部長論文対策

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はるた巡査

昇任試験の論文対策に、どんな参考書・問題集を買えばいいですか?

結論は初任科で購入した本で勉強するのが一番です!あれこれ買う必要はありません。過去問題集など数冊を補充すれば十分です。

もーやん

参考書は数冊程度で充分
あれこれ手を出すと、混乱してしまいます。
最低限に絞ることが、合格への近道です。

この記事では、必要な参考書について、簡潔に記事にしています。昇任試験勉強に最低限必要な参考書、問題集、テキストなどを分析します。

ぜひあなたの「昇任試験合格」の未来を想像して、記事を読み進めてみてください!

😊この記事でわかること
  • 昇任試験に最低限必要な本がわかる
  • あれば理解が進む本がわかる
  • 実務に必要な本がわかる
目次

結論!昇任試験勉強に必要な本・参考書は最低限で良い!

結論! これだけで充分!
  • 法学の勉強に必要な本
    1. 刑事資料
      法学の答案構成用として、警視庁刑事総務課が編集している部内小冊子
    2. 初任科で購入した教科書
      無ければそれぞれ法律ごとに1冊になった参考書
      憲法・行政法・刑法・刑訴法
    3. 六法
  • 実務科目の勉強に必要な本
    1. 過去問題集
      KOSUZOやTOP 1冊でOK!

昇任試験対策には、これだけあれば充分です! では、なぜこれだけで良いのか?まずは法学から考えてみましょう

昇任試験勉強のやり方を考える時、法学と実務科目は別に考えるべきです。なぜなら、勉強方法がまったく違うからです。

法学で必要な本・参考書

「刑事資料」 という小冊子がおススメ

法学科目の答案の書き方を勉強するには、『刑事資料』という小冊子がおススメです!

はるた巡査

参考書には、解説は書いてありますが、実際の答案の書き方がわかりません。

答案の書き方・構成に悩む人は多いです。

刑事資料』は月に一度発行される警察部内用の小冊子で、警視庁刑事総務課が編集してます。

「刑事資料」には、毎月、刑法、刑訴法などの問題と解説が数問出題されていて、この解説が、関係明瞭にまとめてあるので、法学の答案構成の勉強に最適です。毎月、小冊子の問題を数問勉強することで、確実に法学のレベルアップに繋がります。

 

ただし、完全部内用なので、所属を通じて購入するしかありません。各県の刑事企画課などに問い合わせると、定期購読が可能です。

答案の書き方 –法学編–

法学の答案構成は、

  • 結論
  • 解説

の順番に書くのがセオリーです。

例えば、刑責を問う刑法の問題なら、

  • 結論として何罪に抵触するのか
  • 解説として、問題が問うているポイントの解説
    例えば、窃盗罪の占有を問う問題なら、窃盗罪全体はサラッと説明しつつ、物の占有について詳しく説明する

を書く必要があります。

初任科で購入した教科書

他に、参考書は必要ありません!初任科の時に、みんな一律で購入した教科書がありますよね。

実は、これが一番わかりやすくて、巡査部長試験レベルの内容は、すべて網羅されています。なので本来、買う必要はありません

はるた巡査

初任科の教科書は、実家に置いたままになっています!

たくみ刑事

僕は、処分しちゃいました!

こんな方もいますよね。それなら参考書を買うしかありません。でも、それぞれの法律ごとに1冊になった参考書があれば充分です。

  • 憲法
  • 警察行政法
  • 刑法
  • 刑事訴訟法

これだけあれば充分です。

わかりやすい、こちらがおススメです。

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実務六法

さすがに六法が無い人はいないですよね。これは最新のモノが必要です。

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実務科目の昇任試験勉強に必要な本

過去問題集

KOSUZOTOPの過去問題集が必要です。もちろん最新のモノが必要です。

実務科目はこれ1冊で充分!こちらも、所属を通じて定期購読できます。

他に本は要らない

実務科目は、昇任試験対策として●●●●●●●●●本を購入する必要はありません。本よりも各都道府県警の例規、通達、だよりなどの教養資料、警察署長会議等の資料のコピーを入手しましょう!

答案の書き方 –実務科目編–

実務科目の答案構成についても、書き方を悩んでいる人は多いです。

実務科目の書き方で一番大切なことは、「その問題が問うているポイントを理解すること」です。

こちらの記事で、詳しく解説していますので、ご覧ください。

実務に必要な本

実務科目の試験勉強には、ほとんど本は不要です。

でも、実際の実務能力を高めるため、つまり自分自身をスキルアップするためには、様々な本が必要です。

  • 捜査書類作成要領
  • 捜査手続きの流れ
  • 公文書作成要領
  • 実務に必要な特別法規

など、警察官として基本的なスキルアップ本から、

  • 相談受理の実務
  • 交通事故処理の実務
  • サイバー捜査の実務
  • 少年事件捜査要領
  • 現場鑑識要領

など、専門的なスキルアップのための本は、多種多様です。

 

昇任試験対策には、本当に厳選した本だけで充分です!あれこれ手を出すと、混乱してしまいます。業務で必要な本とは分けて考え、最低限の参考書に絞って勉強することが、合格への近道!

さあ、頭の整理をして、さっさと合格しましょう!

もーやん

最後まで読んでくれてありがとうございます!
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もーやん
こんにちは!
この記事を書いた「もーやん」です。
刑事25年以上を経験した警察官です。
若い警察官の悩みを解決する記事や、魅力・やりがいを発信します!
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