警察官の年収は40代以降は増えない?【暴露!20代・30代は大損】年収成長グラフ横ばいの真実

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将来40代の年収はいくら?
たける巡査

僕が40代になると、給料は増えない時代になるの?

今の20代は、40代以降に給料が増えなくなります。

警察官として働く20~30代の多くが、警察組織の将来に不安を抱えています。

もーやん

年収は、今後も増加すると思いますか?

特に出費が多くなる40代になった時、自分の年収がどうなっているのかは、生活の質に直結します。

この記事では、今後の給与推移カーブを詳しく分析して、「今の20代警察官」の年収が20年後にどうなっていくのかについて分析します。

自己紹介させてください!
もーやん

刑事25年超・警察官35年超を経験!
たくさんの悩みを抱えてきました。

経験を活かして、警察官の悩みを解決する記事を書いています!

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この記事を読むと、ご自分の将来の年収を理解することができます。

自分の将来の姿を想像することで、もう一度、自分の歩いて行く道が合っているかどうかを見つめ直す機会になります。

もーやん

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転職ってどんなものなのか? 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

目次

今の40代警察官の実年収:20年後のあなたの平均年収は約771万円!

40代警察官の年収

拝命後20年(38歳~42歳以上)から拝命後25年(43歳~47歳以上)のデータを利用して説明します。

40代の平均年収

年齢別に給料を公表したデータはありません。

総務省公式サイトの統計データによると、拝命後20~25年の警察官の平均年収は約771万円とされています。

諸手当の月平均額は、全世代の平均値しかデータがありませんので、その数字を元に計算しました。

拝命20年以上
25年未満のデータ
月額 年額 
平均給料月額381,168円4,574,016円
ボーナス4.45ヶ月として1,696,198円
諸手当の月平均額119,951円1,439,412円
合計平均年収501,119円7,709,626円
引用:総務省公式サイト地方公務員給与実態調査結果

階級別の給与格差はほとんどない

収入は年功序列

巡査部長、警部補、警部、警視と昇任する度に、基本給は若干アップします。

でもアップの幅はとても小さく、比べないと気付かない程度です。

「若手の警察署長」より、「退職前の部長刑事」の方が年収が高いってのはよくある話です。

つまり、階級が上がっても、思ったほど給料が上がらないのが実情です。

都道府県による給与の違い

各都道府県によって、給料月額は変わります。

月3万円違うと、給料とボーナスで年に約49万円の差ができます。

拝命20年以上
25年未満のデータ
平均給料月額
青森県362,500円
警視庁377,500円
茨城県392,700円
引用:総務省公式サイト地方公務員給与実態調査結果

20代の年収成長カーブ:20年後以降に何が起きるのか?

年収成長カーブ

警察官の年収は、完全な年功序列制で、勤続年数によって増えていきます。

世代別の平均年収はいくら?

スクロールできます
拝命後年数
 
基本給
平均月額
諸手当
平均月額
ボーナス
4.45月分
合計
平均年収
5年未満217,784円119,951円969,138円5,021,957円
5年以上10年未満254,834円119,951円1,134,012円5,631,436円
10年以上15年未満294,767円119,951円1,311,713円6,288,329円
15年以上20年未満342,380円119,951円1,523,591円7,071,563円
20年以上25年未満381,168円119,951円1,696,198円7,709,626円
25年以上30年未満402,993円119,951円1,793,319円8,068,647円
30年以上35年未満414,122円119,951円1,842,843円8,251,719円
35年以上409,457円119,951円1,822,084円8,174,980円
※引用:総務省公式サイト

総務省が公表している世代別平均月額と、諸手当平均月額(全世代平均のデータ)を表にしました。

更に、ボーナスを4.45月として計算し、全体の合計平均年収を計算して表に落とし込んでいます。

しかし肌感覚としては「ちょっと少な目?」に思います。

実際は、40代以上になると、900万超えの人はたくさんいますし、1000万超えの人もいます。

今後も年功序列が続くのか?

表を元に、世代別平均年収をグラフにしてみました。

完全な年功序列型の給与体系で、20代の警察官は、30代~40代前半までそれなりの給与増加が見込めます。

でも「伸び率」は他の民間企業と比較して控え目です。

また25年を過ぎるとほとんど増えないのがよくわかります。

もーやん

現在の警察組織では年功序列が基本ですが、大手企業は次々とジョブ型に移行しています。

将来的には、警察もジョブ型の給与体系にシフトすることは間違いありません。

「年功序列」から「ジョブ型」にシフトした企業の例

一部の民間企業では、能力と実績に基づくジョブ型の給与体系に移行しています。

これにより、個々の能力を正当に評価する風土が根付きつつあります。

すでにジョブ型に移行した大手企業
  • 資生堂
  • カゴメ
  • 日立製作所
  • 富士通
  • ソニーグループ
  • NEC
  • Panasonic
  • KDDI
  • 双日|卸売業
  • 三菱ケミカル

10年後にジョブ型にシフトした場合の「今の20代」の年収成長カーブ

今の20代は、割に合わない世代と言えます。

ジョブ型シフト後の年収

もし警察がジョブ型給与体系を採用すれば、能力と実績により年収が左右され、より公平で透明な評価が期待できます。

しかし、現在20歳の方が年収502万、563万、629万と増えた頃に、ジョブ型にシフトすれば678万から増えることはありません

逆に、能力が高い20代は、初めから600万超えの年収を手にする人が出てきます。

つまり今の20代は、割に合わない世代と言えます。

職業安定性vsキャリア成長へのチャレンジ

警察官は職業としての安定性は高いですが、キャリア成長には限界があります。

ここで転職エージェントを活用することで、新たなキャリアパスを開拓する道が開けます。

転職に適切な年代・時期とは:年収を停滞させない方法

転職の時期

転職は、若いうちに経験しておく方が有利です。その理由について考えてみましょう!

転職に有利な年代とは

一般的に、転職市場では20代から30代前半までが最も活動的で有利とされています。

年功序列で低い給与の若い人が、ジョブ型の能力給を貰うと、年収アップするのは当然です。

しかし、専門的なスキルや経験を持つ40代も、適切なポジションがあれば高い評価を受けることがあります。

20代が転職に有利な理由

20代が有利

20代の場合、キャリアの柔軟性と学習意欲が高く評価され、更に有利です。

また、長期的なキャリア形成を見込めるため、多くの企業が若手のポテンシャルを重視します。

先輩警察官が転職を意識した理由5選

  1. 給与の向上
  2. 自己実現の追求
  3. ワークライフバランスの改善
  4. 旧体質への嫌気
  5. 地域や家族の事情

転職エージェントが有利な理由

転職エージェントが有利

転職エージェントでは、市場の需要と供給を把握しており、個々のニーズに合った職場を見つけるためのアドバイスを受けることができます。

転職エージェントは、転職サイトと比べて、有利な面がたくさんあります。

転職エージェントが優れている点

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よくある質問:FAQ

よくある質問

転職の最適な時期は?

転職活動は、自身のキャリアプランに基づいてタイミングを見極めることが重要です。一般的には、キャリアの節目やスキルアップ後が適切とされます。

転職エージェントの選び方は?

信頼できる転職エージェントを選ぶには、そのエージェントが提供するサービスの質、扱う業界の専門性、過去の成功事例などを確認することが重要です。

転職時に有利な資格はあるか?

業界にもよりますが、専門的な資格を持つことは転職時に有利です。特にプロジェクトマネージメントやIT関連の資格は多くの業界で評価されます。

転職後のキャリアアップの可能性

転職は新たなキャリアパスを切り開くチャンスです。特に新しい環境では、以前とは異なるスキルや経験を積むことができ、キャリアアップにつながります。

警察官から転職する際の留意点

警察官特有のスキルや経験は、民間企業でも高く評価されることがあります。しかし、完全に異なる業界への転職では、新たなスキルの習得や業界知識のアップデートが必要になるため、準備が重要です。

警察官の離職率についてはこちらの記事へ

もーやん

最後まで読んでくれてありがとうございます!
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もーやん
こんにちは!
この記事を書いた「もーやん」です。
刑事25年以上を経験した警察官です。
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